J:COMのネットって、速度どうなんだろう?
国内最大のケーブルテレビ事業者「J:COM」
J:COMはケーブルテレビのサービス以外にネットやスマホをはじめとした様々な商品の提供を行なってます。
この記事では、J:COMのネットについて、地域や居住形態によって異なる回線の種類や特徴、速度を徹底解説します。
この記事を読めば、J:COMのネットサービスを最大限、快適に使える方法を確認することができます。
結論、戸建ては「FTTHの契約」、集合住宅は「同軸(FTTN)の1Gコースの契約」をすることで、快適にインターネットを使えます。
- 2つのJ:COMネットサービス
- J:COMネットが遅い理由
- J:COMネットの速度に関する口コミ・評判
- J:COMネットが遅いときの対策
- J:COMネットによくある質問
- まとめ:J:COMネット320MBコースは遅いが光回線は高速で利用可能
筆者の紹介
本記事での料金の表記は、特に断りがない限り、税込み表記になっております。
※当記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
早速、本題に入っていきましょう!
2つのJ:COMネットサービス
- FTTHのJ:COM光
- FTTNのJ:COMネット
J:COMのネット回線には全て光配線で構成された「FTTH方式」と、建物内は同軸ケーブルを使った「FTTN方式」の2種類のタイプがあります。
FTTHのJ:COM光
「FTTH」とは電波を送る基地局から宅内に至るまで全てが光回線(光ファイバー)で使える配線方式です。
J:COMでは戸建て中心に利用でき、通信速度が非常に安定します。
下り速度、上り速度ともに1Gbps以上の高品質な速度で利用できる特徴があります。
FTTNのJ:COMネット
「FTTN」とは、電波を送る基地局から住居の最寄りのノードまでは光ファイバー、ノードから宅内までは同軸ケーブルを使う配線方式のネットサービスです。
ノードとは光からテレビの同軸信号に切り替える装置のことだよ!
FTTH方式と比べると、速度は劣るものの、FTTNで1Gbpsに対応したマンションであれば、安定したネット回線が利用できる可能性があります。
J:COM導入マンションの多くがFTTNです。
戸建てに関しても、FTTH非対応の地域はFTTNで契約になるケースが多いです。
J:COMネットが遅い理由
J:COMの速度が遅いと言われる理由には、大きく3点あります。
- J:COMネットが遅いのは同軸(FTTN)回線
- J:COMネット同軸回線の主流は320MBコース
- 上り速度は特に遅い
J:COMネットが遅いのは同軸(FTTN)回線
J:COMネットが遅いと言われる理由の大半が、同軸回線でのネット契約に関するものです。
同軸回線はFTTHと比較すると、通信速度が遅く、また、基地局からの伝送距離が長くなるほど電波の減衰が起きやすいという性質があるため、通信速度が遅いという評判が見受けられます。
集合住宅の場合は、建物内に既設の同軸ケーブルを使用するため、築年数などによっては建物自体の設備の問題でネット速度が低下することがよくあり、修繕作業が必要なケースもあります。
J:COMネット同軸回線の主流は320Mbpsコース
J:COMの同軸回線ネットには、主に「320Mbps」と「1Gbps」の契約があります。
しかし、まだ多くの物件では「1Gbps」の提供が未対応のため「320Mbps」の契約が主流のコースです。
1GBコースは速度が安定する場合が多いみたいだね!
また、戸建ての場合、他社のほとんどが1Gbpsのサービス提供を行なっているため、比較すると約3分の1ほどの速度での契約になります。
上り速度は特に遅い
J:COMの同軸回線で「320Mbpsの契約」をした際の上り速度は「最大10Mbps」です。他社の多くが、下り上り速度ともに100Mbps以上の提供を行なっているため上りの速度は他社に大きく劣ります。
下り | 上り | |
320MBコース | 320Mbps | 10Mbps |
1GBコース | 1Gbps | 100Mbps |
動画や写真などの大きいデータのアップロードやオンラインゲームでは、上りの電波を頻繁に利用するので、利用方法によっては、ストレスを感じるかもしれません。
お住まいの物件がJCOMネットの1Gbpsに対応している場合は、上り速度が最大100Mbpsで使えるので1Gbpsでの契約をおすすめします。
下り速度:インターネット上から端末にデータを受け取る際の速度
上り速度:メールやLINEの送信、画像や動画投稿などの大きいデータを送る際の速度
J:COMネットの速度に関する口コミ・評判
JCOM遅すぎ
— ちっち (@chicchi1209) May 24, 2023
320M契約で今現在下り2.6M
やばすぎやー#JCOM遅い
実測値で2.6Mbpsは確かにかなり遅いですね。検索でさえ少し不快に感じるかもしれません。
ケーブルTVとセットでずっとケーブルインターネットを使っていますがこの度やっと1Gの対応エリアになったので早速モデムを交換してもらいました。ケーブルなので最大下り1G上り100Mですが流石に速いです。今までの4倍強出ています。さらに快適にテレワークができそうです。#JCOM pic.twitter.com/vO0kQL0RAy
— hiros43 (ヒロシ) (@hiros43) October 28, 2022
同軸回線でも1GBコースが利用できれば速度はかなり安定します!マンションが対応していれば、1GBコースで契約するのがベストです。
うちJcom光だけどめっちゃ快適ですよ。画像は無線の速度。そもそも光の方は実質au光なんで当たり前ですが pic.twitter.com/cggcQpXmbc
— あきとん🦉📕🧪👻⚾🧡 (@s_aki_ton) September 26, 2022
FTTHの契約のためダウンロード速度だけではなく、アップロード速度もかなり速いです!
同軸回線をご利用の方には、ネガティブな口コミが散見されました。
契約してしばらくプランの見直しなどを行なっていない方は、この機会に一度J:COMへ相談、もしくは他社への切り替えを視野に入れるのも一つかもしれません。
特に昔のJ:COMネットは速度的にも更に低速回線だったので」、プランやネットモデムを変えれば改善される可能性は大いにあるよ。
一方、FTTHでの契約をしている方は、速度に関してマイナスな口コミはなく、「速度に満足をしている」といった口コミが非常に多いです。
FTTHでの利用が可能な方は確実にFTTHでの契約をすることをおすすめします。月額料金はプランによりますが、大体のプランで320Mbpsのプランと約500円ほどの差額しかありません。
また、時期毎に割引キャンペーンなども多数あるので確認してみましょう!
J:COMネットが遅いときの対策
- モデムの電源を切る
- My J:COMアプリから訪問予約を取る
- 戸建てはFTTH回線、マンションは1GBプランへのコース変更
- WiFi電波が弱い場合はメッシュWiFiを活用
- 他の光回線に乗り換える
ネットの速度が遅い時の対策を見ていきましょう。
モデムの電源を切る
モデムの電源を一度切り、再起動することでネットの不具合が改善することがあります。
モデムの再起動方法を詳しく解説します
※取付金具がゆるんでいたら締め直します。絶対に抜かないでください。
以上で作業は完了です。万が一、ランプの表示に異常がある場合はすぐにJ:COMへ連絡しましょう。
My J:COMアプリから訪問予約を取る
J:COMの作業員が自宅へ訪問し、不具合の改善を行います。
J:COMでは「My J:COMアプリ」で作業員の訪問予約することができます。実際の画面を使って紹介していきます。
画面下部に出てくる「薬箱」のアイコンをタップ。
次に「お困りごと」をタップした上で、不具合の内容に合わせた項目をタップ。
次の画面では、ご自身でできる対処方法が5つほど紹介されるので一度試してみましょう。
改善がない場合は訪問予約の画面に移っていきます。
J:COMパーソナルID持っている方は「ログインしてお手続きを進める」、持っていない方は「J:COMパーソナルIDの新機登録(無料)」をタップ
「パーソナルID」と「パスワード」を入力してログインします。
不具合の症状を選択します。
対象の機器をリセットすることで、症状が改善されることがあります。リセット実施状況をチェック後、「次へ」をタップ
個人情報、不具合の症状、注意事項の確認をし、最下部の「同意する」にチェックを入れ「訪問日を選択する」をタップ
希望の訪問日、時間帯を選択します。最速で申込日当日も選択できる場合がありますが、その際は時間指定はできませんのでご注意ください。
「工事立会者」「訪問前連絡先」を入力します。
作業に際しての確認事項を確認後、「申し込み内容を確認する」をタップ
申し込み内容、注意事項を確認して「この内容で申し込む」をタップで申し込み完了です。
アプリ起動から申し込み完了までスムーズに進めば約1分ほどで完了します。
戸建てはFTTH回線、マンションは1Gbpsプランへのコース変更
J:COMで快適にネットを使うためには、まず、戸建ての方はFTTHでの契約が可能か、マンションの方は1Gbpsに対応しているか、確認してみましょう!
対応している場合は、1Gbpsにコースを上げることで大幅な速度改善が見込まれるので変更することをおすすめします。
申し込みから最短1週間以内で1Gbpsへの切り替えも可能です。※一部例外あり
FTTHとFTTNの回線速度についても見ておきましょう。
FTTH、FTTNのネット速度
回線方式 | 契約速度 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|---|
FTTH | 1Gbps | 1Gbps | 1Gbps |
5Gbps | 5Gbps | 5Gbps | |
10Gbps | 10Gbps | 10Gbps | |
FTTN | 1Gbps | 1Gbps | 100Mbps |
FTTHは上り速度が下り速度と同じく高品質で使えるのに対し、FTTNは上り速度が100MbpsのためFTTHと比べると約10分の1ほど下回るので注意しましょう。
WiFi電波が弱い場合はメッシュWiFiを活用
JCOMのネットサービスでは、特に、同軸回線のJCOMネット速度問題を解決するため業界初、次世代AI WiFiのメッシュWiFiを導入しました。
次世代AI WiFiを利用することで「バンドステアリング機能で、利用者の環境に合ったWiFi電波を選択できる」ため、より快適にWiFiを利用できます。
通常、WiFi混雑時などに帯域をつなぎかえるには、手動での端末操作が必要でしたが、WiFi機器がその作業を自動で行うため、より快適にWiFiを利用できるようになってます。
また、メッシュWiFiには中継機の役割もあり、1戸建てなど、部屋によってWIFiの電波が不安定になりやすい場合は、オプションでメッシュWiFiの追加ポッドを契約できます。
メッシュWiFiの料金は月額550円で加入でき、コンセントに繋ぐだけで手軽に利用できます。
他の光回線に乗り換える
他社の回線に乗り換えるのも一つの手段です。
筆者がおすすめの回線はNURO光です。
ネット速度は戸建ても集合住宅も2Gbpsでの契約が可能で、業界内で最も回線速度が速く満足度の高い回線と評価されてます。
「お得に」「快適に」ネットが使えるなら乗り換えもアリですね!
更にNURO光では、乗り換え特典として「他社の違約金補填で最大45,000円のキャッシュバック」があり、お得に切り替えることもできますよ。
J:COMネットによくある質問
- JCOMネットが遅いと言われる理由は?
-
同軸回線で320Mbpsの速度を使っている方は光回線と比較して通信速度が劣るため、ネットの速度が遅いと感じている方が多いです。
- JCOMネットの評判を知りたい
-
同軸回線をご利用の方は速度に関してネガティブな意見が多いですが、FTTHをご利用の方は多くの方が通信速度に満足しています。
- JCOMネットが遅いときの対処方法を知りたい
-
「ネットモデムの再起動」や「メッシュWiFiの設置」、「契約している速度のコースアップを行う」などいくつかの対処方法があります。
まとめ:JCOMネット320MBコースは遅いが光回線は高速で利用可能
ここまでの内容をまとめます
本記事の内容
- 2つのJ:COMネットサービス
①FTTHのJ:COM光
②FTTNのJ:COMネット - J:COMネットが遅い理由
①J:COMネットが遅いのは同軸(FTTN)回線
②J:COMネット同軸回線の主流は320Mbpsコース
③上り速度は特に遅い - J:COMネットの速度に関する口コミ・評判
- J:COMネットが遅いときの対策
①モデムの電源を切る
②My J:COMアプリから訪問予約を取る
③戸建てはFTTH回線、マンションは1Gbpsプランへのコース変更
④WiFi電波が弱い場合はメッシュWiFiを活用
⑤他の光回線に乗り換える - J:COMネットによくある質問
- まとめ:J:COMネット320Mbpsコースは遅いが光回線は高速で利用可能
J:COMの光回線は安定しており、利用者の満足度が高いです!
J:COMネットは、戸建ては「FTTH」、集合住宅は「1Gbps(FTTN)」の対応可否を確認しましょう。
J:COMの強みは、地域ごとに担当スタッフがいるため、トラブルや問い合わせなど急を要する際の早急な対応に長けているという点です。
ぜひこの機会にJ:COMを検討してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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